ポーカーの良作映画って?

ポーカーを扱った映画は数多くあり、良作もそうでない作品もあるのは驚くことではありません。私としては、何度でも見返したくなる最高のポーカー映画のリストを作りたいと思っています。

「ラウンダーズ」のような傑作はプレイヤーの間では有名ですが、けっこう見逃している映画もあるのではないでしょうか。

現在では、セブンカードスタッド、テキサスホールデム、さらにはファイブカードドローなども扱った作品が数多くあります。いずれにせよ、ポーカー好きならとても興味深い作品揃いです。そこで本記事では、最高のポーカー映画の一部をご紹介します。では始めましょう!

ハリウッド式 恋のから騒ぎ 

2008年のポーカー映画である本作は、最も激しい賛否両論を呼んだ作品の1つでもあります。どう頑張って想像力を働かせても傑作とは言えませんが、チェックすべき悪くない作品です。主人公は、2人のポーカープレイヤー、トミー(バート・レイノルズ)とアレックス(ブレット・ハリソン)です。元プレイヤーであるトミーが、相手を負かすための戦略や秘策を若いアレックスに伝授していくというのが話の筋です。 

当然ながら、トミーはその見返りとしてアレックスの賞金の半分を要求します。ストーリーはとてもシンプルで、驚くようなシーンはそれほどありませんが、短めのポーカーシーンもいくつかあり、マイク・セクストンとフィル・ラークも出演しています。 

ラッキー・ユー

「ラッキー・ユー」も、ポーカーファンと一般の観客からの評価は賛否両論で、批判もされた作品です。父子であるL・C・チーヴァー(ロバート・デュヴァル)とハック・チーヴァー(エリック・バナ)を中心に物語は展開します。ハックはポーカーの世界で一旗揚げたいと考えています。 

しかしL・C・はワールドシリーズ・オブ・ポーカー(WSOP)のチャンピオンで、ハックは彼の影を追って生きており、そこから抜け出す術を見つけられません。また、2人の間には親子の愛情も存在しません。

しかしラスベガスでL・Cと同じトーナメントに出場することになったハックは、ようやく自らの能力を示すチャンスを得ます。最終的に、ポーカーは父と子が繋がりを取り戻すための媒介としての役目を果たすことになります。 

マーヴェリック 

このリストの他の作品と比べると、「マーヴェリック」はやや毛色が異なります。ジェームズ・ガーナー、ジョディ・フォスター、メル・ギブソン主演で、話の中心はポーカーでありながら、軽快な雰囲気で楽しいサブプロットが満載です。

ギブソン演じるブレット・マーヴェリックは、ポーカーのトーナメントに出場するためにあと3,000ドル必要としています。マーヴェリックはギャンブルという自分の唯一のスキルを活かして資金を作ろうとしますが、あるきっかけでジョディ・フォスター演じるアナベル・ブランズフォードと行動を共にすることになります。 

しかし、数日以内に必要な資金を手に入れようとする彼は、危険で面白おかしく、エキサイティングな状況に巻き込まれていくことになります。 

The Grand 

本作は、このリストで唯一のポーカーコメディであることを認めなければいけません。そしてこの映画はオープンエンドになっており、俳優たちは基本的なディレクションだけを与えられたうえで、セット上で実際にポーカーをプレイしています。最終的な勝者は誰もいません。 

本作は万人向けではないのでご注意ください。観客からは賛否両論で批判も受けました。74回の結婚に失敗し、薬物依存症から回復中の男ジャック・ファロを中心とする個性豊かな人々を描いた作品です。 

ジャックポット 

「ジャックポット」は昔の作品ですが、良作です。ポーカーのゲームで出会い、ギャンブルでキャリアを築こうとする主人公のチャーリーとビルを、それぞれエリオット・グールドとジョージ・シーガルが演じています。 

ギャンブルドリームを追いかける2人は、様々な興味深い状況に巻き込まれ、多くの問題に直面することになります。